人材が採用できない会社によくある3つの悪い面接

人材が採用できない会社によくある3つの悪い面接

私は過去の経験として数年間ではありますが、新卒採用を管理職の立場で経験させていただきました。

正社員採用における大学生(文系と理系)、専門学校生、高校生とほぼ全てのジャンルの新卒採用の経験があります。

そのおかげで、多くの企業の人事採用関係者とのつながりもありますので、採用に関するノウハウの共有を長年続けています。

そのため、新卒に限らず人材が採用できない会社には共通のポイントがあることが分かりました。

人材採用にお困りの中小企業の社長・経営者の方は、気なる部分がありましたら社内を調べてみると以外な発見があるかもしれません。

1.面接官が遅刻する

15年前の超就職氷河期に、短大生だった30代前半の女性が就職課を通じて中規模の個人病院の事務職に応募した。

しかし、面接では面接官が予定時刻に遅刻し、無言のまま机や椅子を片付けるなど不遜な態度が見られた。

面接官は女性の資格や志望動機を否定的に扱い、軽蔑的な発言を繰り返した。

最後には挨拶もなく放置され、帰り際には不適切な言葉がかけられ、女性は帰り道で悔しさを感じた。

(参照元:キャリコネニュース「面接での信じられないエピソード」より筆者が要約)

中小企業の場合は、人事部門の人間だけではなくその他の部署の管理職やマネージャークラスが新卒などの面接に面接官として参加することがほとんどだと思います。

当然通常業務の合間を縫って面接官の仕事を行いますので、スケジュール的に遅れるような場面があることは当然だと思います。

しかし、面接官が面接に遅れるという事態は絶対あってはいけない事態です。

もし、仮に取引先の担当者の上司が来社される場合は、他の予定を無理やりキャンセルしても来客対応されると思います。

つまり、取引先の担当者の上司よりも面接に来る求職者を軽く扱っていることになります。

求職者を軽い扱いしかしない会社は求職者からの信頼を得られません。

面接官を依頼する他部署の人材には、面接が会社にとっての重要な業務であることを認識させる教育を行うことが必要です。

2.面接官の否定的、軽蔑的な発言

昔はストレス耐性を確認する目的で圧迫的な態度で面接する面接官が存在していました。

それで本当にストレス耐性が確認できるのかの根拠はこの場で議論しませんが、現在では圧迫面接自体がNGであることを面接官に教育する必要があります。

面接官が求職者のためになると思って行ったとしても、求職者にはその真意は伝わりません。

逆にSNSに圧迫的な面接をするブラックな会社という悪評を拡散されるだけです。

3.面接する部屋が準備ができていない

求職者が面接するための会議室に案内されると、椅子はバラバに並べられている、机の上は書類が置かれたままの状態などこれから面接をする場所は思えない状態の部屋に案内される場合もあります。

面接する部屋だけではなく、面接するまで待機してもらう部屋も同様です。

取引先に訪問した際に、案内された部屋が同じ様な状態であれば、あなたはその取引先の会社に対してどのようなイメージを持ちますか?

決して肯定的なイメージを持つことはないと思います。

求職者も同じ気持ちになり、その会社への志望動機が高かったとしても気持ちが大きく変化するきっかけになる可能性が高いです。

採用ができない会社の未来は明るくない

うちの会社ではそんな失礼な面接官はいない、と思う社長がほとんどだと思いますが、これらの様な面接に関する悪い状況はそれほど珍しい状況ではありません。

中小企業の場合は特に仕事を兼務することが多いと思います。

よって、専従の人事や採用担当者が存在せずに兼務で人事や採用を担当していると、日常業務を優先するために採用という非日常業務の優先順位が下がる傾向が強いです。

そのような場合は社長・経営者が率先して採用活動の重要性を会社全体に対して訴えかける必要があります。

また、採用活動を正しく行えない会社は将来的に業績にも悪影響を与える原因にもなります。

私が以前有名子供服メーカーの新卒採用の評判が高いと聞いて、実際の会社説明会に同席させてもらったことがあります。

その会社の新卒の会社説明会は、会社説明会というよりは一般消費者向けの商品説明会や販売店向けの商談会、展示会のような華やかであり非常に丁寧な会社説明会でした。

会社説明会の見学を終わった後に、その会社の採用担当の方とお話をさせていただき理由を聞いて納得しました。

新卒にかかわらず求職者の多くは将来の重要な顧客予備軍なので、貴重な顧客との接点を無駄にしてはいけない

という言葉は私には非常に新鮮な言葉でした。

確かにその会社やサービス、商品に興味を持つことから就活が始まる学生や求職者は非常に多いです。

応募する人が将来の顧客になる可能性は非常に高いです。

ここまでに3つ挙げた悪い面接の状況は、会社全体の採用に関する認識を高めることで防止することが可能です。

社長・経営者が採用に関する重要性を会社全体に周知徹底させるだけでも、採用できる確率を上げることが可能になります。

 

 

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人材採用にお困りの会社にもお手伝いは可能です。

社長や経営者の適切な相談相手として、1度お話をお聞かせいただけると幸いです。