年賀状・年始のあいさつメールを止めた理由

年賀状・年始のあいさつメールを止めた理由

私は公私共に年賀状、年末年始のあいさつメールを送るのを止めて数年経過します。

お正月、年末年始のあいさつに出かける、お迎えすることに関しては行っていますが、年賀状、あいさつメールの送付はもう必要ないのかな?と思ったことがキッカケで送付を止めました。

年賀状の発行枚数

年賀状の発行枚数は2022年が19億枚ですが、2010年段階で38億枚も発行されていたことを考えると約10年で半数近くまで減少しています。

この原因は各種あると思いますが、多くは企業の年賀状送付が減少したこと、高齢者における年賀状じまいが原因と思われます。
年賀状・年始のあいさつメールを止めた理由
(引用元:ニッセイ基礎研究所より)

また、年賀状を出す人を世代別で比較したグラフによると、20代で50%以上、30代でも40%以上の人が年賀状だけではなく、ハガキ以外での年賀のあいさつを行っていないことが分かります。

さすがに40代以上になると半数以上の人たちは年賀状を送っていますが、今後現在20代、30代の方々が歳を重ねるにつれて世代に関係なく年賀状及び年始のあいさつを行わなくなる人が増加することはこのグラフからも読み取ることができます。

なぜ、年賀状など年賀のあいさつを送らないようになったのか?

「あけおめ」メールとコールは控えて!--携帯電話各社が呼びかけ

こちらは2012年に社団法人電気通信事業者協会(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルなど携帯電話の協会)が発表した呼びかけです。

この当時から年賀状ではなく「あけおめ」メールや通話が頻繁に行われていたことで、通信回線がパンクする自体を避けるための呼びかけが行われています。

よって、冒頭の年賀状発行枚数の減少の時期と重なる時代でもあることから、企業の年賀状の廃止や高齢者の年賀状じまいだけではなく、電子メールや通話(この場合の通話は携帯電話)が年賀状の代替手段になったことも年賀状の発行枚数が減少する要因になったと考えられます。

そして、その携帯電話によるあけおめメールや通話の主な世代は上記のグラフの30代の世代に該当することから、30代を境に年賀状の送付枚数が減少していることも根拠になると思われます。

Z世代は本当に新聞を読まないのか?

新聞の購読率が年々減少していると言われて久しいですが、その原因の多くは一人暮らしの若者が新聞を読まなくなった、と言われていましたが最近はその傾向に変化があるよ…

先日も数回に分けてZ世代に関する記事を書きましたが、このZ世代はデジタルネイティブ世代とも呼ばれており、生まれたときからインターネットやスマホなどのデジタル環境が整った時代を生きてきた世代になります。

よって、年賀状や年賀のあいさつメールなどを送付する習慣を受け継いでいない世代になりますので、今後年賀状及び年始のあいさつメールも減少することが予想されます。

私が年賀状、年始のあいさつメールを止めるキッカケ

このような状況に加えて私が年賀状及び年始のあいさつメールなどの送付を止めるキッカケになった理由は、年賀状を送った人からの返信が年賀状ではなくFacebook Messageから送られてきたことが原因です。

私の世代であれば年賀状の返信には年賀状を送ることが常識だと思われていましたが、Z世代(この返信者はZ世代より上の世代でしたが)では年賀状の返信もSNSで行うのが「普通」な感覚であることを認識したため、年賀状も年始のあいさつメールも不送付を止めました。

年賀状・年始のあいさつメールを止めた理由
(引用元:令和3年通信利用動向調査の結果(概要)より)

このように、2021年段階ではスマートフォンの普及によりSNSの利用率が78%を超えるまでになっており、既にSNSは日本の収容な通信インフラの1つになっていることが分かります。

よって、年賀状や年始のあいさつメールよりもSNSで繋がっている人たちに年賀のあいさつを投稿すれば、一瞬であいさつを終了させることができ、かつ受信者もタイムラインの流れの1つとして年賀のあいさつに「いいね」をすれば完了となります。

本日から仕事初めの方々も多いと思いますが、午前中は年始のあいさつメールと年賀状の整理に時間を費やしてはいないでしょうか?

貴重な皆さんの仕事始めの時間を浪費させることがないようにとの想いで、私は年賀状、年始のあいさつメールの送付を止めることにしました。

*これは私の個人的な考えになりますので、年賀状、年始のあいさつメールをいただいた方々には御礼申し上げます。

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投稿者プロフィール

山下午壱
山下午壱エグゼクティブコーチ/経営コンサルタント
1968年生まれ。兵庫県出身。
玩具業界(商社)、映画業界を経て人材サービス業界で20年働く。
中堅規模の人材サービス会社の経営の傍らで多くの経営者と交流し、中小企業の社長の立場でコーチング、コンサルティング実績を積む。現在はエグゼクティブコーチ+経営コンサルタントを組み合わせた独自の手法で活動中。