行動の量と行動の質の相乗効果:仕事への成果を最大化する理由
仕事において成果を上げるためには、「行動の量」と「行動の質」の両方が不可欠です。
しかし、実際に社長であるあなたが従業員に行動量を増やす提案をすると拒絶されたことはありませんか?
そのために「行動の量」が「行動の質」を向上させ、それが仕事への成果を最大化する理由を説明すれば、従業員から拒絶されることが無くなります。
「行動量」と行動の質」についてアスエネ株式会社の岩田圭弘取締役COOのお話を参考にお伝えしたいと思います。
行動の量と成果の相関関係
成果を上げるためには、まずは積極的なアクションが求められます。
成功の方程式は「仕事の結果=『行動の量』×『行動の質』」であり、この中で「行動の量」が非常に重要な要素となります。
行動の量が多ければ多いほど、成果もそれに比例して増える可能性があります。
なぜなら、多くの行動を通じて経験を積むことができ、その中で学びが生まれるからです。
行動の量の最適化手法
「行動の量」を最大化するためには、具体的なプロセスに分解し、数値で管理することが不可欠です。
各プロセスごとに日々の行動を記録することで、目標に向けてどのプロセスが不足しているかが明確になります。
数値化することで、目標に対して具体的な行動目標を立てやすくなります。
行動の質と転換率の効果
次に、「行動の質」が成果に与える影響に焦点を当てます。
特に、転換率を通じて行動の質のボトルネックを発見できます。
例えば、顧客へのアプローチにおいてアポイントメント獲得率が低い場合、そのプロセスにおける行動の質が向上することで、成果が飛躍的に改善される可能性があります。
行動の質向上に向けた具体的な改善策
行動の質を向上させるためには、具体的な改善策が必要です。
転換率が低い場合、そのプロセスにおけるスキルやアプローチを改善し、より効果的な行動を取ることが求められます。
また、行動の質の向上には、継続的な学習やトレーニングが欠かせません。
行動の最適化と成果の最大化
最終的には、「行動の量」と「行動の質」を同時に最適化することが重要です。
行動の量が最適な状態にあっても、行動の質が向上することで成果は飛躍的に向上します。
総合的な最適化を通じて、仕事の成果を最大化することができます。
まとめると、「行動の量が多いほど成果が出せる理由」は、・・・
「行動の量が行動の質を向上させ、その相乗効果により仕事の成功に繋がる」
と言えます。
行動量の最大化と行動の質の向上を同時に進め、積極的なアクションを通じて目標達成を実現することができます。
従業員が行動量を増やしたくない本当の理由
働き方改革とは残業を減らすことではない
新型コロナウィルスの感染拡大以前から「働き方改革」が叫ばれ、企業にとって必要な変革とされていました。 しかし、本当の働き方改革とは、残業の削減だけでなく、生産性…
こちらの記事にも書きましたが、働き方改革の影響で仕事に対する価値観がここ数年大きく変わっているように感じます。
本来の働き方改革の趣旨は、生産性の向上による持続的な成長と働く人の柔軟的な働き方を実現することです。
しかし、多くの人は「働く人の柔軟的な働き方」としか認識せず、肝心の「生産性の向上による持続的な成長」という部分を忘れています。
柔軟的な働き方にはワークライフバランスも含まれますが、ワークライフバランスも「ライフを優先すること」という認識をしている人が多く、肝心の「ワーク」の部分が抜け落ちています。
ワークライフバランスとはワーク(仕事)とライフ(プライベート)の両立であり、ライフだけを充実させることではありません。
ワーク(仕事)において成果を出しつつライフ(プライベート)も楽しめて初めてバランスが取れるのです。
このワークライフバランスの本質と合わせて「行動の量」を増やすこと「行動の質」が得らます。
そして、仕事の成果を最大化しなければ、本当の意味でのワークライフバランスにはならない、という説明を社長が従業員に説明ができれば、社長であるあなたの意見を従業員は受け入れてくれると思います。
株式会社FiveOne(ファイブワン)では、エグゼクティブコーチング・経営コンサルティングを東京・大阪を中心に日本全国でサービスが実施可能です。
働き方改革の進め方、運用に関するお手伝いも可能です。
社長や経営者の適切な相談相手として、1度お話をお聞かせいただけると幸いです。
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