社長・経営者に必要な8つの習慣とは?

社長・経営者に必要な8つの習慣とは?

中小企業の社長や経営者にとって、成功は常に目指すべき目標です。

しかし、成功を収めるためには、どのようなリーダーシップが必要なのでしょうか?

ピーター・F・ドラッカーの著作『経営者の条件』では、その秘訣が明かされています。

ドラッカーは、「成果を出すリーダーに特定の傾向はない」と述べ、成功には特定のリーダーシップスタイルや性格が必要ないことを示唆しています。

本記事では、ドラッカーの提唱する8つの習慣を通じて、中小企業の社長や経営者に必要な習慣をお伝えしたいと思います。

結論:成果を出すリーダーに特定の傾向はない

成果を出すリーダーに特定の傾向はないという仮説の事例として、ハリー・トルーマン大統領やCEOの事例を「経営者の条件」から下記に引用します。

 

「成果をあげるには、近頃の意味でのリーダーである必要はない。

ハリー・トルーマン大統領にはカリスマ性はかけらもなかった。

それでいながら史上最高の大統領の一人だった。

私がこれまでの六五年間コンサルタントとして出会ったCEO(最高経営責任者)のほとんどが、いわゆるリーダータイプでない人だった。」

 

このように、カリスマ的なリーダーシップや特定の性格が成果を出すための必須条件ではないことが示唆されています。

リーダーシップは多様であり、それぞれの個性や能力が成果を上げるために活かされることがあることを理解する必要があります。

社長・経営者に必要な8つの習慣とは?

1.なされるべきことを考える

成功を収めるためには、自分がやりたいことではなく、組織や会社にとってなされるべきことを考えることが不可欠です。

ピーター・F・ドラッカーは、ジャック・ウェルチの事例を通じて、この重要性を示唆しています。

 

「会社にとってなされるべきことは、自分がしたい事業の海外展開ではないことを知った」

 

と述べたウェルチの姿勢は、自己の欲望や好みよりも、組織のニーズを優先することが成果を生むという典型的な例です。

リーダーは、常に組織のビジョンや目標を念頭に置き、なされるべきことを明確に理解し、そのために行動することが求められます。

2.組織のことを考える

成果を出すためには、個人の欲望や好みではなく、組織全体の利益を考えることが不可欠です。

同族企業の人事においても、組織全体の利益を最優先に考える姿勢が求められます。

たとえば、同族企業が繁栄するには、同族のうち明らかに同族外の者よりも仕事ぶりの勝る者のみを昇進させなければなりません。

これは、組織全体の利益を考えた結果です。

リーダーは、個人の利益や好みに流されず、組織のニーズを最優先に考えることが求められます。

3. アクションプランをつくる

成果を出すためには、計画を立てて行動することが重要です。

アクションプランをつくることは、目標を達成するための道筋を明確にすることです。

ピーター・F・ドラッカーは、アクションプランの重要性を強調しています。

 

「アクションプランなくしては、すべてが成り行き任せとなる」

 

と述べています。

リーダーは、具体的な目標を設定し、そのための手順やスケジュールを明確に定めることで、組織全体を効果的に動かすことができます。

4.意思決定を行う

成果を出すためには、的確な意思決定が欠かせません。

意思決定は、組織の将来を左右する重要な行為です。

ピーター・F・ドラッカーは、意思決定について次のように述べています。

 

・実行の責任者
・日程
・影響を受けるがゆえに決定の内容を知らされ、理解し、納得すべき人(Ex.自部署のメンバーなど)
・影響を受けなくとも決定の内容を知らされるべき人(Ex.他部署のメンバーなど)

 

という4つのポイントがあります。

リーダーは、これらの要素を考慮し、的確な意思決定を行うことで、組織の成果を最大化することができます。

5. コミュニケーションを行う

成果を出すためには、効果的なコミュニケーションが欠かせません。

コミュニケーションは、リーダーが情報を伝えるだけでなく、他者からのフィードバックを受け取ることも含みます。

ピーター・F・ドラッカーは、コミュニケーションの重要性を強調しており、

 

「語ることではなく、聞くことが重要だ」

 

と述べています。

リーダーは、上司、部下、同僚との間でオープンで透明なコミュニケーションを促進し、意見や情報を共有することで、組織全体の連携と協力を促進することが求められます。

6.会議の生産性をあげる

成果を出すためには、会議の生産性を向上させることが重要です。

会議は時間とリソースを消費する場面ですが、効果的に運営されれば、意思決定や問題解決の場として活用できます。

ピーター・F・ドラッカーは、

 

「多くの組織の月例報告は問題の列挙から始まる」

 

と指摘していますが、実際には機会から始めることが必要です。

リーダーは、会議の目的を明確にし、必要な情報を事前に共有し、適切なアジェンダを設定することで、会議の生産性を高めることができます。

また、会議後にはアクションアイテムを明確にし、責任者を定めることも重要です。

7.機会に焦点を合わせる

成果を上げるためには、機会を見極め、それに焦点を合わせることが重要です。

機会は問題や課題とは異なり、ポジティブな可能性を示唆します。

リーダーは、問題解決に固執するのではなく、機会を見つけ、それに対処することで、組織やプロジェクトの成果を最大化することができます。

8.「私は」ではなく「われわれは」を考える

リーダーは、個人の成功や業績にとらわれず、組織全体の成功を考える必要があります。

「私は」ではなく「われわれは」という意識を持ち、組織やチームの一員として行動することで、協力と協調を促進し、組織全体の成果を向上させることができます。

これらの8つの習慣は社長・経営者の仕事そのもの

ピーター・F・ドラッカーが提唱する成果を上げるリーダーの条件は、単なるリーダーシップのスタイルではなく、組織を運営し成果を出すための基本的な枠組みを提供します。

これらの習慣は社長や経営者が日々の業務において活用すべき手法であり、組織のビジョンを実現するための鍵となります。

リーダーがこれらの習慣を身につけ、実践することで、組織の成功に向けた道筋を築くことができます。

 

 

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