社長に必要なリーダーシップとは?

社長に必要なリーダーシップとは?

現代のビジネス環境はますます複雑化し、不確実性が高まっています。

このような状況下で、経営者が成功するためには、優れたリーダーシップが不可欠です。

では、社長にとってのリーダーシップとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

本記事では、社長が持つべきリーダーシップについて、早稲田大学名誉教授である内田 和成氏のインタビューを参考にお伝えします。

自己の長所を活かす

内田和成氏の指摘するように、社長は自己の短所にとらわれるのではなく、自己の長所を活かすことが重要です。

多くの場合、完璧なリーダーとはされず、むしろ人間味あふれるリーダーの方がチームにとって魅力的です。

社長自身が自らのチャームを理解し、その長所を活かしてチームを引っ張ることが求められます。

チャームとは、魅力や魅力的な性質を指します。

リーダーシップにおいては、チャームは人々を引き付け、影響を与える力を持ちます。

自己の個性や強みを活かし、オープンで素直な姿勢で接することで、周囲の信頼を得ることができます。

リーダーのコミュニケーション能力やチャリスマ(チャリマスリーダーの略称。チャリスマリーダーは、カリスマ的な魅力を持ち、周囲の人々を引き付け、影響を与える能力があります)、適切なユーモアや人間味あふれる行動などが、チャームを発揮する要素となります。

チャームのタイプを把握する

リーダーが持つチャームにはさまざまなタイプがあります。

社長に必要なリーダーシップとは?

(引用元:100年企業戦略オンライン「内田和成氏が語る、不確実性の時代のリーダーシップと意思決定」より)

 

内田氏は著書で、リーダーシップを「軍師型」「ビジョナリー」「堅実派」「率先垂範型」の4つのタイプに分類しています。

以下、それぞれのタイプについて詳細に解説します。

軍師型

軍師型のリーダーは戦略を立てることに長けています。

彼らは将来を見越し、ビジネスの方向性を決定する能力に優れています。

新たな市場チャンスや競合の動向を見極め、組織に適切な方針を示すことで、チームを導いていきます。

彼らは洞察力に優れ、複雑な問題にも的確に対処することができます。

ビジョナリー

ビジョナリー型のリーダーは夢やビジョンを持つことに長けています。

彼らは現状に満足せず、常に未来を見据えて行動します。

新しいアイデアや革新的な取り組みを提案し、組織を先導していくことで、市場のリーダーシップを確立します。

彼らはリスクを恐れず、挑戦を楽しむ姿勢を持っています。

堅実派

堅実派型のリーダーは実行力に優れています。

彼らは計画を着実に実行し、組織を安定的に成長させていきます。

細部にまで注意を払い、効率的なオペレーションを構築することで、組織の能力を最大限に引き出します。

彼らは確実性を重んじ、安定した結果を求める姿勢を持っています。

率先垂範型

率先垂範型のリーダーは行動力に優れています。

彼らは自らが率先して行動し、組織のメンバーを鼓舞していきます。

リーダーとしての模範となる行動を示すことで、チームのモチベーションを高め、目標達成に向けて邁進します。

彼らは柔軟性を持ち、変化に素早く対応することができます。

不確実性に対処する

現代のビジネス環境は不確実性が高く、予測不可能な事象が日常的に起こります。

社長はこのような状況に対処するため、シナリオプランニングや意思決定の手法を習得することが重要です。

シナリオプランニング

シナリオプランニングは、将来の不確実性に備えて事前に複数のシナリオを構築し、それに対する戦略を考える手法です。

経営者は自社や市場に影響を与える様々な要因を分析し、複数の可能性を想定します。

その上で、各シナリオに対するリスクと機会を評価し、適切な戦略を策定します。

シナリオプランニングによって、未来の不確実性に対処し、組織をリスクから守ることが可能となります。

未来を見据える

経営者は常に現在だけでなく、将来も見据えることが求められます。

現在の課題に対処するだけでなく、将来の展望を持ち、それに向けて準備を行うことが重要です。

研究開発や人材育成など、未来につながる施策を積極的に推進することで、企業の持続可能な成長を実現できます。

社長に必要なリーダーシップとは?

以上のポイントを踏まえると、社長にとってのリーダーシップとは、自己の長所を活かし、チームを鼓舞する能力であり、同時に不確実性に対処し、未来を見据える能力が不可欠であると言えます。

内田和成氏はインタビューの中でこのように述べています。

経営者は「今日の課題」と「明日の課題」の両方に同時に取り組むことが最も大きな任務だと申し上げています。

このように社長のリーダーシップとは、自己の長所を活かし、チームを鼓舞する、不確実性への対処も必要とありますが、これらは全て「今」と「未来」の両方のことを考えることができて可能になります。

特に「今」に関しては、組織が出来上がっている場合は「今」の課題を組織に任せることも可能ですが、「未来」の課題は社長にしか考えることができません。

社長というポジションの仕事は常に「今」と「未来」の両方について取り組むことが必要ですが、理想は「未来」に重きをおいて取り組むことが理想だと考えます。

 

株式会社FiveOne(ファイブワン)では、エグゼクティブコーチング・経営コンサルティングを東京・大阪を中心に日本全国でサービスが実施可能です。

社長が「未来」の課題に対して重きをおいた組織づくりのコンサルティングや社長がリーダーシップを発揮できるようなコーチングにも対応が可能です。

社長や経営者の適切な相談相手として、1度お話をお聞かせいただけると幸いです。